初めてのリハビリ。
まずは、ST(言語聴覚士)の先生と一緒に個室に入ります。
中はマジックミラーになっていて、外から何をしているか確認できます。
今日の日付と、やる事を紙に書いてくれました。文字が読めないので、お勉強の時は本のマーク、遊びの時はハートマークを書いてくれます。まず、1:遊び、2:お勉強、3:お勉強、4:遊びと今日のメニューを書いて教えてくれました。
ティノ君はうんうんとうなづきますがはたしてわかっているのか。
1:遊びではファイルに遊べるおもちゃのシールを貼っていてその中から一つ選ぶようです。
ティノ君は電車を選び、先生と一緒に遊びます。緊張しているのか全く先生と関わらず一人で電車をつなげて遊ぶティノ君。先生も「先生の電車追いついたねー」と声かけますが、うなづくだけで反応薄!!
そして、先生が持っている電車も使いたいけど「貸して」が出てこない。先生が「貸してーは?」と伝えるとやっと「貸して―」と言えました。時間がたってアラームが鳴るとすぐにお片付けできたので、気持ちの切り替えはOKのようです。
2:お勉強では椅子に座って、「なぞなぞ」です。
そんなの家でやったことないなー。できるかな。とドキドキみてましたが、先生が「問題です。みんなのおうちにあります、紙をきります、チョキチョキします」というとティノ君は「ハサミ」とまさかの正解。
これはもしかして…もしかしたらと期待に胸をはずませると、「問題です。お外に行くときに履きます、なーんだ?」の質問に「お外!」と答えるティノ君。先生が「靴だよー」というと「靴!」と言いますが、質問も全く分かっていない様子。そのほかにも「お客さんを乗せます、お空を飛びます」→「お空!」と。
やはり最初のはさみはチョキチョキに反応しただけかー。
3:お勉強では絵本を読んでもらいました。本棚の中にはらぺこあおむしの本を見つけたティノ君は、はらぺこあおむし!と指さし読んでもらいました。
4:最後の遊びはビー玉転がし。3つくらいボールをもって上から転がして遊んでました。そこでは先生に「貸して―」と言えてた。よかった。
アラームが鳴ってお片付けが終わると最後の挨拶をして終了。
その後先生から私にフィードバックがあります。
先生からは切り替えは上手にできてますね、ただ他の人とやりとりする言葉がまだでてこないようで、お手伝いが必要です。言葉は今日はヒントがないなぞなぞをやったのですが、今は難しいようです。次回は絵カードを選んでもらうよう難易度をちょっと下げますね。お勉強の間はそわそわしていて落ち着きがありませんでしたね。これから落ち着いてお話が聞けるようになっていきましょうね。とアドバイスをもらいました。
絵カード自体の固有名詞は比較的答える事ができていたけど、なぞなぞみたいに想像してもらうような遊びをすることなかったなー。ヒントがあれば答えれそうだなー。よし家でやってみよう。
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